知的饕餮日記

はてな女子で知識欲の亡者で発達障害で腐女子な人の日常だったり恨み節だったり

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

無理解という消極的な、しかし巨大な虐待

数回書いた通り、私は先天性の発達障害である。いわゆる「発達あるある」は9割方体験してきた。諸々の事情により、ご実家(あれが自分の育った環境であることにどうしようもなく憤りを覚えるのであえて接頭語をつけている)と長年連絡を取っていなかった。しか…

自分をどう認識するか/発達障害者の世界の見方

いきなり唯脳論的な話で恐縮ですが、人間は世界を「脳」という感覚器官を通した形でしか受容できないわけです。『姑獲鳥の夏』や『魍魎の匣』を思い起こした方は正解です。 意識というのは、人間が「意識」を意識した時にだけ現れるまやかしです。自分を囲む…

発達障害児の世界の認識、そして終わりのない怨嗟

私は健常者になったことがない。30数年健常者のカテゴリに入れられてきたが、完全な健常者にはなれず、2011年8月に昭和大学烏山病院で正式に『非定型の広汎性発達障害』という、発達障害のことを知らないにとっては何のことだかよくわからない診断を受けた。…

饕餮とは

饕餮(とうてつ、拼音: tāotiè)とは、中国神話の怪物。体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である。何でも食べる猛獣、というイメージから転じて、魔を喰らう、という考えが生…

発達障害者が艦隊これくしょんで劇的にQOLを向上させるまでの49日間。

はじめに 私は現在無職である。威張って言うことではない。 生来の発達障害に二次障害の鬱と人格障害を併発して、一般社会では使いものにならなくなった。 現在では発達障害当事者団体の作業所に通い、できる限りのことをして工賃をいただいている生活である…